便秘の人が良く陥りがちの失敗例は整腸薬をいつも持ち歩くという失敗例です。
便秘になるとすぐに整腸薬を飲むだけでなく、便秘になりそうなとき、便秘になったら困るときになどにも事前の保険として飲むなどの方もいます。
便秘で整腸剤が手放せそうに無い場合
あなたはどうでしょうか?
もし整腸薬が全くの自然由来の天然薬なのであればそれでも大きな危険はないかもしれません。
しかし大抵の整腸薬はもちろんある種の菌など有効成分が含まれているのですが、大抵は人工のものです。
またその有効成分以外にもたくさんの人工製品が含まれているので、要は化学薬品なのです。
とにかくその場の腸の流れを良くするのが整腸薬の目的なのであって、定期的に服用することは目的とはされていないのです。
もしいつも(特に強めの)薬を服用しているとどうなるのでしょうか?
便秘薬を摂り過ぎてしまうとどうなる?
この化学薬品でないと排便作用を起こすことができない身体になってしまいます。
強い薬以外では便は出てこなくなり、腸では発酵作用が進んで、有毒ガスが充満します。
これは大腸がんの原因となります。
便秘という状態を避けたいという安易な気持ちが、身体を悪循環に持っていってしまうのです。
ずっと整腸薬を服用していると以前より効かなくなります。
便秘薬がそのうち効かなくなるのは何故?
それは体が薬に抗体を持つようなるからです。
するとうんこが出てもスッキリしないということになります。
この悪のスパイラルから抜け出す唯一の方法は、化学薬品である整腸薬の服用をやめることです。
そしてその他の方法で便秘という問題に取り組みます。
整腸薬以外にも便秘を解消させる方法は幾つかあって、例えば麦科食物繊維ハーブを摂取する方法があります。
これは別名「サイリウムハスク」と言われています。
サイリウムハスクは何が良い?
どういう作用をするのか分かりやすくするために例を挙げましょう。
ハンバーグを作るときにただひき肉だけでは整形することができません。
「つなぎ」がないからです。
でも卵などの「つなぎ」入れれば楕円形の形に整えることができます。
サイリウムハスクの効果も同じようなものでいわば「うんこのつなぎ」の働きをします。
サイリウムハスクに腸内の便たちが絡まっていき一緒に出て行くというイメージです。
飲んだ人は実際とっても便秘に効くので、結局この方法を採用しています。
こうした自然由来の便秘改善法に切り替えることによって、整腸薬に頼ってしまう悪循環から抜け出せます。